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イグゼ中央入り初戦で真価/スプリングS

中央転厩初戦を迎えるイグゼキュティヴ(牡3、斎藤誠)が、皐月賞TRスプリングS(G2、芝1800メートル、3着までに優先出走権)で初重賞制覇を狙う。前走ラジオNIKKEI杯2歳Sは輸送の影響などあって5着に敗れた。腰の状態が良くなった今回、真の姿を見せつける。

 イグゼキュティヴの前走ラジオNIKKEI杯2歳Sは、不利な状況が重なった。門別からの輸送で11月29日の京都2歳Sを勝った後は、翌30日に転厩先の川崎競馬場へ入厩。12月5日に能試を受けた後、今度は茨城県の鉾田トレーニングセンターへ移動。同17日に川崎へ帰厩すると同23日に追い切りをかけて、週末に阪神へ入った。1カ月の間に5度の輸送と環境の変化。いくらタフな馬でもきつかった。

 前走の敗因について松岡騎手は「前走は輸送の影響か腰に疲れがあった。走れる状態じゃなかった」と敗因を分析する。後ろ脚に力を伝えるための腰に甘さがあっては、5着という結果もやむを得ない。だが、今回は違う。昨年末からの出張エステで疲れを取り、今月はウッド中心の調整でパワーアップ。ゲート試験では、これまでスムーズに出なかった馬が、好スタートを決めた。「キャンターに行くと大きなフットワークを見せるし、さすがだなと思う」と斎藤誠師。能力の高さは疑いようがない。

 前走はクラシック最有力候補のロジユニヴァースに差をつけられたが、あれが実力ではない。美浦から中山へは当日朝の出発。レースまでの輸送リスクが大幅に軽減された今回、イグゼキュティヴの本当の力が分かる。
投稿者 やっきん 15:28 | コメント(0)| トラックバック(0)
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